月刊生命力

自転車に乗ったりバックパックを背負ったり川に飛び込んだりするOLです。

北海道で自転車乗った記録

「夏の北海道を自転車で走る」なんて素晴らしい響きかしら。

何年振りかの、ただただオロロンラインを走る数日間の走り書き。

 

◆0日目:留萌までひたすら移動

宿泊地:北の西海岸 海水浴・ビーチ・キャンプ情報 - 留萌市│黄金岬キャンプ場

留萌まで走っても良かったな。昼前に新千歳着、電車で移動でも、留萌に着くのは夕刻。公共交通機関に乗ると瞬く間に睡魔に襲われるので、ずっと寝ていたと思う。

本日は留萌について創造にキャンプ。道路に沿った、公園のようなスペースがキャンプサイト。無料、予約不要、トイレ炊事場あり。道路を隔てて少し降りると日本海!その名の通り夕日の名所。風呂がないので近くで入って来た方が良いかも。

今回は夕刻に到着したものの、曇りだったので夕日は見られず。辛うじて雨は降らなかったけれど、闇夜に響く大きな波の音が恐ろしい。もちろん海は崖の下なので安全なのだけれど、山育ちの人間、あいも変わらず海が怖い。この日は波音にひびりながらも、寝て仕舞えば関係あるまい!とテント泊。

 

◆1日目:留萌→天塩

宿泊地:北海道天塩町 » キャンプ場 | Hokkaido teshio town official website

この日は曇天、景色は微妙だけれど、走るにはちょうど良い気温。追い風の恩恵を受けつつ、 海沿いを天塩までびゅんとゆくのがこの日のルート。エスケープ(ルート添いの路線)がないので、天候が悪ければ初山別エンドかなと思っていたけれど、そんなものは杞憂。苫前あたりで軽いアップダウンがあるのみ。

留萌で目にした「稚内 183km」の数字が、カウントダウンのように小さくなってゆくのが心地よい。

このあたりの道の駅はネーミングが独特で、風力発電がシンボルの苫前では「風W(ふわっと)とままえ」、羽幌町、温泉併設の「ほっと♡はぼろ」。青い看板に♡表記は初めて見たかもしれない。

宿泊地は鏡沼海浜公園キャンプ場。ライダーハウス200円、テント一張500円。ライハはプレハブが3棟、男性用2棟、女性用1棟。トイレ、炊事場、徒歩圏内に温泉あり!

男性用棟は6、7人いたようだけれど、女性用棟は私ひとり。コンセントも使い放題、斜めに寝てもおーけー!この時ばかりは女性で良かったと思う。落書きノートがあるのだけれど、女性用は数ページしか埋まってなくて驚き。やはり少ないのだナァ。

温泉は茶褐色のお湯、ちょっとしょっぱい。サウナも水風呂もある。お風呂上がりは名物のプリン、マヨネーズの容器に入ってる。コレステロールを気にせずマヨちゅっちゅ(プリンだけどね!)する貴重な体験ができた!

 

◆2日目:天塩→野寒布岬→稚内宗谷岬稚内

宿泊地:ドーミーイン稚内

この日の前半はずっとずっとまっすぐ、地平線を発射台に、空に飛んでいけそうなほど。正面に地平線、左手に水平線と利尻島、右手に原野を見るなんて、贅沢なルート。

6時頃出発、近くのセコマで朝ごはんを食べると、ツーリングの朝を感じる。

天塩川を渡って間もなく、オトンルイ風力発電所。28機の風力発電機が3.1kmに渡って並ぶ不思議な光景。こっちを向いて回る風車を見るところ、今日も追い風の恩恵を受けているらしい。やったね!

左手に利尻富士、右手にサロベツ平野を眺めながらオロロンラインを北上。北緯45度通過点でNのモニュメントを跨いで一枚写真を撮って、また進む。

稚内の町をかすめて、野寒布岬へ。海鮮丼を食べて、ノシャップ寒流水族館に向かいます。地方の水族館巡り、好きなんだよね。

ノシャップ寒流水族館

ここは小さな水族館で、入っていきなり屋外にペンギンとアザラシがいる。距離が近い(地方の水族館にありがち)し、近寄るとまるで公園の鯉のように寄って来てくれる。建物に入ると小さな水槽があり、これがいきなりクリオネなんですねえ!他の地方だったらクライマックスなクリオネを初めからぶちかましてゆくスタイル、好きですね。この水族館の推しはフウセンウオのよう。可愛いんだなこれが。

野寒布岬を過ぎ、稚内の町を突っ切り宗谷岬へ。このあたりから方向が変わるからか、向かい風がきつい。あの出っ張り超えたら宗谷岬じかな???→まだでした☆が五回くらい(多分)。まるで峠越えの時のよう、そこ曲がったら終わりかな?ってやつ。対岸にはさっきまでいた野寒布岬が遠ざかってゆく、自分の足でここまで来たのかと思うと、未だに不思議な感じがする。そしてついに宗谷岬へ。周りにはけっこうお店があるのね。観光バスも来てる。

よく見る最北の碑で写真を撮って、よし!戻ろう!と稚内中心部に戻る。淡白である。この日はビジホ泊だけれど、自転車も屋内に入れてくれるし、二輪置き場もちゃんとあって、さすが稚内という感じ。いやーしかし、ベッドと大浴場ってのは本当に最高だな!!!!と再認識してしまう。もやしっ子である。

 

走り終わってしまうと案外くぅ〜〜!っていう感動はないのだけれど、それで良いのだ。私がいつも働いている東京も、宗谷岬も、来ようと思えばこんなに簡単に来れるのだから。自転車でも来れるし、バスならもっと簡単だ。

次はもっと走れるようになって行きたいと思う。